2009年04月14日

バラバラ・シングルレビュー01

ごっちゃBOX!!シリーズ
バラバラ・シングルレビュー
「三日月」/「Last Love Letter」/「ワンルーム・ディスコ」
「染まるよ」/「ランデヴー」
5枚のシングルを一挙紹介!全部ジャンルがバラバラですが……。
日々、音楽は色々聴いたり聴かなかったりしている訳ですが、今日は5枚、シングルCDをレンタルして参りましたー。
くるりの「三日月」、チャットモンチーの「Last Love Letter」、Perfumeの「ワンルーム・ディスコ」、チャットモンチーの「染まるよ」、YUKIの「ランデヴー」だ。いずれも発売して、または話題になって、随分経ってしまっているな。
流行に乗り切れないブログだこと。
あまりそれをステータスにした所で、どうしようもないぞ。
……さて、特筆すべきは、くるりの「三日月」。全曲、素晴らしすぎ
とろとろに蕩けそうな表題曲「三日月」、夜の街の風景を淡々と描き出した秀作。あえて挙げるならば、テーマは「寂しさ」だろうか。
ジャケットの写真も良いですねー。すっごく、このCDの雰囲気に合っていると思います。
カップリングの「かごの中のジョニー」も見事。ニヤリとさせる歌詞だ。さあて、"ジョニー"とは一体何者なのだろうね。とりあえず、「男の子」だろうな。
後半は、くるりの「ジュビリー」を彷彿とさせるようなカオスティック(?)な後奏へと続く。フィドルが入っていて、最後まで軽快さがかき消されないね。
そして秀逸なのが「夢の中」だ!これはカバー曲なのだけれど、歌詞、世界感、そしてアレンジ!見事!
<はたらいて はたらいて 汗にうもれて/まちがえて まちがえて 手も足も出せなくて/淋しいよって 泣いてても 何ももとへはもう もどらない/欲しいものはいつでも 遠い雲の上>(作詞:BO GUMBOS、シングル「三日月」より)。……もう、これを書き抜いただけでも涙が出てくるんですが
ラストのコーラスが、また泣かせる。これ、掛け値なしに素晴らしいから、ぜひシングルで手にとって頂きたいな。
さて、二枚目のチャットモンチー「Last Love Letter」。ネットラジオでもご主人が取り上げていたと思うけれど、チャットの最新アルバム、『告白』の先行シングルだった。
ただ、アルバムは良かったんだけれど、この曲だけはシングルバージョンのほうが良くてなぁ……。そんな訳で、勢いで借りたぞ。
カップリングの「片道切符」がなかなかの出来です。格好良い冒頭から、最後まで貫かれる潮風のような力強さが印象的だね。
三枚目はPerfumeの「ワンルーム・ディスコ」。オリコン1位を獲得したシングルだ。
PerfumeをちゃんとCD単位で聴くのはこれが初めてなんだけれど、この表題曲が素晴らしいのはね〜、とにかく、ある一点!その一点がずば抜けて良いのです。この話は、今週木曜日に更新予定の、ご主人がやっているネットラジオ・「notes-note」の第五回で取り上げる予定です!
ただ、カップリングはちょっと微妙だったかな……。
四枚目は、ふたたびチャットモンチーで「染まるよ」。このシングルがチャットモンチーの転換点となったようなので、カップリング目当てのレンタル。
二曲目の「愛捨てた」。すれ違った二人の、最後の一瞬を描いた、つまり「愛してる」が「愛してた」に切り替わるその一瞬を描いた作品だ。
<こんなに悲しい夜でさえ/やっぱりお腹は 空くのだから/私は まだ 人を好きになるのでしょうか>(作詞:高橋久美子、シングル「染まるよ」より)というあたりは、アルバム『告白』と通づる所がありますね。地球の片隅でだれか二人の愛が途切れたとしても、相変わらず人間はお腹が減って、その間に陽は沈んで、そしてまた明けて来るという……。
三曲目の「RPG」も面白い。タイトルのアイディアを最大限引っ張った内容だ。
最後は、YUKIの「ランデヴー」です。前作「汽車に乗って」以来、久々のシングルリリース。売上はあまり良くなかったみたいなんだけれど、未だにSONY MUSICのサイトでは試聴曲ランキング上位です。
表題曲は、「星屑サンセット」のスタッフによるポップチューンなんだけれど、歌詞がなかなか良く出来ている!ラブ・ストーリーではあるけれど、ラブ・ソングとは少しだけ外してあるんだな。
<歓びも哀しみも 人の行く道 寄り添っているから/笑わせたいな 特別なキスの魔法で 君を守ろう>(作詞:YUKI、シングル「ランデヴー」より)。……大切な人を守りたいのならば、その人にキスしてあげればいいんだってさ!
……ほう。
……うん。
……畜生!畜生め!!!
ああ!こういう歌詞をな、さらっと書いちゃうところが、YUKIだよねえって言うか、全く本当に、畜生ですよね!いいぞ、いいぞ!
そして忘れてはならないのが、カップリングである「ミス・イエスタデイ」。正直、これ、イントロは地味だが両A面クラスの名曲だ。
後半になるほど、畳み掛けるような展開を見せます。YUKIには比較的珍しい、具体的な描写が出てきて驚かされます。
<転んで起き上がれずに 笑った/ほどけてた靴紐は ちぎれた/見えなくなっても 手を振って!/いくつも恋を結んではすぐに手放した/慰めを欲しがった幼さと/未来を引き換えに/何が待っているの?>(作詞:YUKI、シングル「ランデヴー」より)。人間の運命や、一生といったような、両手に収まりきらない壮大なモチーフを、身近な小道具から鮮やかに切り出している。
という訳で、5枚のシングルCDを一挙にレビューしてみました。
歌詞から音楽を読み解くネットラジオ、「notes-note」も宜しくだ。
今回に関しては、特にくるりの「夢の中」と、YUKIの「ミス・イエスタデイ」。どちらもカップリングなので、多分アルバムには入りません!注目です。
posted by ゆうろく at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ■REVIEW
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